2018年5月24日木曜日

杉浦醫院四方山話―541『杉浦醫院・サポートの会(仮称)発足』

 この度、杉浦醫院のある西条新田地区の方から、今月の第4日曜日をスタートに毎月1回、午前9時から10時までを活動日とする「杉浦醫院サポートの会(仮称)」を立ち上げる旨、連絡をいただきました。

現在、会員を募集中で、区民に回覧で参加を呼びかけているようです。


 「サポート」する人=サポーターとか「アシスト」は、Jリーグの誕生以来日常的に聞く言葉となった感じもしますが、助ける人=ヘルパーもあり、「杉浦醫院サポートの会」も仮称の段階のようですし、名称は会の性格も規定しますから一考してみました。



ニュアンス的には看護現場で活躍する方を「ヘルパーさん」と呼んでいるように出来ないことは何でも助けてくれるのが「ヘルプ」でしょうか?

コンピューター社会になり、アナログ人間の私などは、未だに分からないことをよく助けてもらいますが、分からない、出来ない部分を助けてくれる位が「アシスト」のような気がします。

「ヘルプ」「アシスト」よりもっと間接的で、応援とか支援と云った感じの助けが「サポート」でしょうか?


「押原公園サポー...」の画像検索結果  昭和町には、既に「押原公園サポーターの会」があり、活動も軌道に乗っているようですが、会結成の呼びかけ人の一人である浅川武男氏によると「公園を利用する人に利用しながらゴミ拾いなど出来ることをしてもらおう」と云う趣旨だったので「公園が押越にあるから押越の区民で」と云う会ではないとのことでした。そう、ご謙遜されても写真のように青いベストのユニフォームも揃え、植え込みの草取りでしょうか、ちょとウォーキングの途中にゴミ拾いと云った感じではありませんね。


 まあ、当初の目的や趣旨とは違ってくるのも会とか組織の常ですが、その弊害部分を極力抑えるための知恵も蓄積されていますから、是非、細く長く継続的な活動でご支援いただきたく私論を書いてみます。


 先ず、一定のメンバーが集まったら、仮称「杉浦醫院サポートの会」の名称をメンバーで協議して決定した方が・・と思います。「見ていられないからサポートじゃなくてヘルプの会だ」とか「要請があった時だけアシストすればいいんじゃない」と云ったメンバーの声で正式名称を決めた方が「押原公園サポーターの会」の二番煎じといったイメージもなく、良いかと思います。

 

 そして、既に「月一回・第四日曜日」の枠が決まっているようですが「いいのかなー」と心配になります。その気がっあても「第四日曜は既に・・」と云う方は入れません。

このように会の名称が決まると一般的には、程度の差こそあれ「会則」とか「規約」を作りますが、これが曲者です。他の同じような会の会則を参考にして「会長1名と副会長・・会計・・を置く」とか「会費は年・・・円とする」「活動は月一回・第四日曜日」」と云った入会に伴う負担や役割り等、会の中身が文章化されます。そこから「会則」が一人歩きし出し「会則でこうなっている」と思考停止も起こります。山梨特有の酒文化でもある「無尽会」にさえ会則がありますから、山梨県人は「会則好き」なのかも知れません。

 

 当館をご支援いただく為の自発的な会の誕生ですから、ただただ「ありがとうございます」で、こちらがとやかく言うのは、僭越かつ失礼かと思いますが、開館以来これまでも地域の皆様にお世話になってきましたから、区民の皆さんに一層利活用いただき、なるべくなら区に杉浦醫院があって良かったという場であって欲しいというのが、一番の願いで正直なところです。

 そんな訳で、新たに誕生する会も「来る者は拒まず、去る者は追わず」で「会則・会費無し」の自由参加で楽しく、ゆるゆるの会であって欲しいと願わずにはいられません。