2018年9月13日木曜日

杉浦醫院四方山話―552『今年の落語会スタートしました』

 当館2階の座学スペースで開催している「伝統文化教室」は、6月の「篆刻(てんこく)教室」に続き「古典話芸を愉しむ教室」として、9月から12月までの4カ月、月1回「落語会」を開催します。


 今年で3年目を迎える教室ですが、今年は月ごとテーマを決め、テーマに添った話を山梨落語研究会代表の紫紺亭圓夢さんを中心に披露願うと云う企画です。

9月のテーマは「食べる」でしたから、古典落語「ちりとてちん」と「目黒のさんま」を中入りを挟んで愉しみました。

 

 10月は「学ぶ」をテーマに3日(水)に開催します。11月2日(金)は「だます」。12月7日(金)は「からかう」と続きます。時間は全て午後2時開演、3時30分終了です。


 9月11日の初回も写真でお分かりのように定員30名を10名近くオーバーする盛況でした。

杉浦醫院の1階は全て病院施設ですが、2階は当時から母屋の客室だったことから和室八畳二間と南西側を廊下が囲む間取りです。襖や障子を全て取り払うと広い空間になることも日本家屋の良さですが、ここに高座を設えますから座椅子と椅子をセットしても35、6名が限度で、ゆっくり楽しんでもらうには30名の定員設定となります。


 9月の参加者には、次回以降の出欠席の予定をお聞きしましたが、圓夢さんのアマチュアとは思えない話芸の間には山梨落語研究会の秘蔵っ子・琴音家甘魚(ことねやかんぎょ)さんの色物(大衆音楽)も入り、楽しさも倍増した感もありましたから全4回参加と云う方が多いのも頷けました。

 

 

 そんな訳で、10月以降の参加希望に応じられる人数には限りがありますが、杉浦醫院庭園の秋の移ろいも楽しみながら聴きに行ってみようと云う方はお早めに電話にてお申し込みください。

申込み先☎055-275-1400(昭和町風土伝承館・杉浦醫院)