2012年4月25日水曜日

杉浦醫院四方山話―137 『登録有形文化財(建造物)』

当館の建造物五件が国の登録有形文化財になります。国の文化審議会が文部科学大臣に答申

平成24年4月20日(金)に開催された国の文化審議会は、当館敷地内の五つの建物を国の登録有形文化財(健造物)にするよう、平野文部科学大臣に答申しました。今後、官報で告示され正式決定し、それぞれの建物に上のようなプレートが授与されます。町内には、国指定の文化財はありませんでしたが、5件の国の登録有形文化財が同時誕生しますので、各建物を写真でご紹介します。「百聞は一見に如かず」です。お気軽に見学にお越し下さい。
①明治中期建築の杉浦家母屋
②母屋に連なる屋敷蔵
③貴重なL字型納屋
④明治・大正期の典型的な土蔵
⑤健造・三郎父子が地方病の研究・治療にあたった昭和初期建築の医院棟
 当ブログでもご紹介していますが、杉浦家からは、建造物以外にも有形な文化品を多数引き継いでいますので、今後は、書画骨董から医療機器等まで、登録も視野に整理活用を図ってまいります。