先日、埼玉県川越市から科学映像館を主宰している久米川正好夫妻が来館されました。定期的にウエイトトレーニングで鍛えている久米川先生は、9月に78歳になられたそうですが、自ら運転して圏央道から中央道経由でお越しいただきました。メールと電話では、十分面識はあったのですが、実際お会いするのは、今回がお互い初めてでした。大学退官後、ライフワークとして消えゆく科学映像の保存に立ち上がり、デジタル保存した映像をインターネットで無料配信する必要からパソコンも70歳から始め、今では科学映像館のホームページの更新から久米さんの科学映像便りと云うブログまで全てをこなしています。ブログには「伝承館」というカテゴリーまで設けていただき、当館の詳細についても発信していただいてきました。現在も国立国会図書館での映像保存体制の確立に向け尽力するなど孤軍奮闘の日々で、「やることは次から次にある」と云う忙しい中を「秋の山梨へドライブがてら・・・」と、良い歳を重ねあったナイスな熟年夫妻は、写真の納まりにも「違い」が表出されています。
館内見学中も展示の方法や改善策を具体的にご教示いただきましたが、翌日も電話で感想と共に幾つかの貴重な提言とご指導をいただきました。特に醫院の廊下と各部屋への段差については、「つまずいてケガ人が出てからでは遅いので、早急に手立てを打つように」と、口頭での注意は呼び掛けてきましたが「物理的改善が先だったなあ」と反省しました。
館内見学中も展示の方法や改善策を具体的にご教示いただきましたが、翌日も電話で感想と共に幾つかの貴重な提言とご指導をいただきました。特に醫院の廊下と各部屋への段差については、「つまずいてケガ人が出てからでは遅いので、早急に手立てを打つように」と、口頭での注意は呼び掛けてきましたが「物理的改善が先だったなあ」と反省しました。