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先ずは、万葉仮名で「古(こ)れより 野仏の美知(みち)」と彫られている道標です。現在は、アルプス通りで切断されていますが杉浦医院から竜王の榎方面にかけて、野仏が点在した畑道があったようです。正確な場所や距離など特定されていませんので、どなたか確かな情報をお持ちの方は、ご教示くださいますようお願いします。脇の大木が雪から守るようにたたずむこの石道標は、正面入って直ぐ右側の松の木の横にあります。
苔むす石のつくばいに竹のかけどいから井戸水が渡り、小さな滝となって落ちる水音に心が和む、こういう空間が日本庭園の芸でしょう。滝壷となる池の中には足踏みにもなる丸石が点在し、水は回遊して大きな池へと続きます。ホタルの幼虫もこの池に放ちますので、コケや草など自然のままに保っています。→
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頭と肩に雪をかぶって池を見守るお地蔵さんのようにも見えるこの石塔は、その先の石橋や池の石積みと一体になり水をひきたて、向こう岸のモミジ、土盛りされた斜面の竹、その先の板塀へと池を中心に構成されたこの一画の起点となっています。
頭と肩に雪をかぶって池を見守るお地蔵さんのようにも見えるこの石塔は、その先の石橋や池の石積みと一体になり水をひきたて、向こう岸のモミジ、土盛りされた斜面の竹、その先の板塀へと池を中心に構成されたこの一画の起点となっています。