2013年5月2日木曜日

杉浦醫院四方山話―234 『フットパス昭和楽校』ブログ開設

 当四方山話の中でも昭和町のまち歩きを主宰するフットパス昭和楽校について「フットパス昭和楽校だより」として数回お知らせしてきましたが、この度、「自前のブログを開設しました」とコンシェルジュグループを率いる森昭子さんから連絡がありました。
確かに「山梨フットパスリンク」と云うサイトで、県内市町村のフットパス情報を発信、交流していますが「次の昭和のフットパスは、いつ?どこを?」と検索してもなかなか行き着かないとの声もありますから、自前で昭和の情報を発信する意義も必要もありました。

 森さんは、釜無工業団地に移転してきたキトー等の会社と共に川崎市から移転してきた森工業写真社を引き継いだ社長さんですが、昭和町育ちでないことから自分自身ももっと町のことを知りたいとフットパス昭和楽校の立ち上げに手を挙げ、コンシェルジュ(案内人)を買って出たと云う積極的な方です。
社員でもあるデザイナーAさんも一緒に参加したことから、紙漉阿原にある会社を打ち合わせ会場にも提供し、近所に住む役場職員Sさんも加わり、若い女性3人を中心メンバーにサポートメンバーも獲得しつつ、富士の国国民文化祭の「全県くまなくフットパス構想」の昭和町コースを担っています。

森工業写真社の会社概要に、学生時代「詩」を書いていたと云う森さんは、会社の使命を詩的に次のように書いています。

(前略)
情報テクノロジーの進化はさらに加速していきます。
一方で、人と人が、共感でつながること、感動を共有すること、
その喜びこそ、幸せの源泉たることは、
この先も未来永劫変わることはありません。

私たちは、人々の喜びを増やしたい。
そして自然と向き合いたい。
人々の幸せのために、
情報テクノロジーの進化を正しく役立てることが、
私たちの森工業写真の使命であると考えています。
(後略)


無理なく自分たちも愉しみながらフットパス昭和楽校を運営して、昭和町の良さをもっともっと発信していこうと云う森さんチームの爽やかなスタンスは、参加者の共感を呼び評価となって広がっていますが、同じ哲学で会社経営にも取り組んでいることにあらためて感動すら覚えます。

森さんチームの健気で前向きな取り組みに、ここ数年冬眠状態だった(熊さんチームですね)町づくり自主学習グループ「昭和町カルチャーデザイン倶楽部」の面々も大きな刺激を受け、単なる協力だけでなく、森さんを5代目の倶楽部会長に迎え全面的に立て直す「ペレストロイカ」を図ることが、参加者15名の満場一致で過日決定しました。

森新会長のデビューイベントとして「学校ブライダル」にも繋がった押原小学校多目的室での「自主コンサート」を8月に再開することも決まりましたが、先ずは「フットパス昭和楽校」主催のフットパスへの参加や現地案内役などに参画することで、歌を忘れかけていたオジさん達に自分たちで楽しい街づくりを仕掛けていく喜びと「老けこむな!」と云う警鐘もいただきました。

5月19日(日)は、ここ杉浦醫院をメインに西条新田から西条地区を歩くフットパスです。詳細は当H・Pでもご案内していますが、新設された「フットパス昭和楽校ブログ」で、森さんグループのナマの声をお聴きください。http://ameblo.jp/foot-showa/