2013年5月22日水曜日

杉浦醫院四方山話―239 『ホタルが舞い始めました』


 先週から町内のホタルスポットを夜回りして、ホタルの発生数確認を人知れず行っている愛護会事務局のA君から「杉浦医院の池に今日3匹発生しているのを確認しました」と5月17日の21時頃電話があり、「昨夜は、杉浦医院は6匹で、若尾先生の所は8匹でした」と連日、発生報告が続いています。紙漉阿原区の自生地や沼公園でも発生しているようですから、これからの気温上昇と共に本格的な昭和の源氏ホタルの季節を迎えます。
 
 若尾愛護会会長のホタルドームでの幼虫観察を基に毎年、昭和のホタル発生日を予想し、観賞会や夜会の開催日時を決めていますが、今年は幼虫が水中から上陸したのが、昨年より3日早かったことから、杉浦医院でのホタル観賞会を昨年より3日早めて、5月28日(火)に「昭和町ホタル夜会」を6月4日(火)にそれぞれ設定しました。
光を放って舞うホタルの成虫は、せいぜい2週間前後の「命」ですから、今年の昭和のホタルの発生ピークは、ほぼ予想通り5月下旬から6月上旬になりそうです。


 今年も昭和のホタル発生に合わせて、ホタル観賞マップから鎌田川のホタルの歴史と地方病との関係や観賞マナーまでを案内した2013年度版「昭和町源氏ホタル観賞ガイドMAP」をNPO法人楽空の古屋さんが5000部作製して下さいました。
このチラシは、町内保育園の園児を通して配布したり、公共機関やイオンモール昭和店等に置いて、昭和の源氏ホタルの周知を図っています。
チラシ作製費用捻出に協賛広告に快く応じていただいた町内外の企業の皆々様のご協力あっての5000部で、古屋氏共々感謝申し上げます。

 蒸し暑い夜に舞うのが、ホタルの習性ですから、たくさんの発生を期待している愛護会の皆さんなどは、最近特に強く吹く甲府盆地の風は気になることと思います。
都市化され、夜も明るい昭和町内で、自然のロマン・ホタルを初夏の風物詩として、楽しめるよう今年も下記の観賞会と夜会を開催しますので、ご家族お揃いでどうぞ。 

第3回杉浦醫院「ホタル観賞会」

日時:2013年5月28日(火)午後8時~

会場:杉浦醫院庭園
押越子ども造形教室の子ども紙芝居もお楽しみに! 
主催:昭和町風土伝承館杉浦醫院 
  共催:昭和町源氏ホタル愛護会・NPO法人楽空


第2回 昭和町「ホタル夜会」
日時:2013年6月4日(火)午後8時~ 
会場:昭和町押原公園
   ステージの出し物や子ども夜店コーナーと多彩!
 主催:昭和町源氏ホタル愛護会 
  共催:昭和町教育委員会・NPO法人楽空