二階建の土蔵は、一,二階とも東側は和室、広い西側は洋室です。洋室はギャラリースペースとしての利用を想定して改修を行い、監視カメラの設置も終了しましたので、現在「杉浦コレクションー1・杉浦家の器展」を試験開催しています。
陶磁器や漆器、椀、重箱など食に用いた物で、一部につきましては、231話「奇陶軒 桝吉製」と233話「若尾蔵の吸物膳」でもご紹介したとおりです。庭園や院内見学と合わせて土蔵ギャラリーの展示もお楽しみください。
当日は大人12名で、ちょっと狭いかなと思いましたが、長坂先生は「初対面の皆さんもすぐ溶け込めて、話にも集中でき、広い会場より良い感じでした」と。
この日は、調合した自分だけの香を「匂ひ袋」に仕上げ持ち帰りましたが、先生の感想通り、参加者の皆さんにも満足いただけた様子でした。
また、参加された皆さんは、院内やギャラリーも見学し、庭園でスナップ撮影をしたりと杉浦医院を丸ごと楽しむ姿勢も共通していました。
現在、6月に開催する「お香教室」の参加者を募集中です。定員に限りがありますので、興味のある方は、お早めにお申し込みください。
参加者募集
杉浦医院の裏にある土蔵が、和の文化を楽しむのに最適な和室とギャラリースペースの洋室へと生まれ変わりました。
天然の香料を使って調合を楽しみながら自分だけの和の香りをつくる教室です。
お香を作る事は、癒しのひとときにも繋がることを実感していただく初心者対象の入門編ですから、お気軽にご参加ください。
開催日時は、6月1日(土)と6月15日(土)にそれぞれ午前の部(10:00~)と午後の部(13:30~)がありますので、ご都合に合わせて参加できます。
今回は、「匂ひ袋」と「防虫香」の調合と創作で、材料費等1回2000円が必要です。
県内で唯一「香司」資格を持つ講師による「香」の歴史や文化についても学べます。
同時に抹茶と和菓子のティータイムやギャラリー見学など、和の文化を体感いただける杉浦医院ならではの教室です。
お申し込み、お問い合わせは、055-275-1400(杉浦醫院)までどうぞ。