
油川先輩のアドバイスに「ホームページなんて興味もありませんから」と池田氏のように突っ張れる強さも才能も持ち合わせていない私にとって、「更新が命」は、数日頭から離れませんでした。
当時は、11月のプレオープンに向けて、庭園や裏庭、病院や土蔵、納屋の片付け作業が続き、杉浦家所有物の廃棄など一存では出来ないことから、純子さんの了解とりに一日に何回も尋ねました。その都度、純子さんからは、「お任せしますから・・」と拘らない返事と共に、その品々にまつわる含蓄ある話を伺うことができました。そんな話を肴に酒を飲んでいた夜「面白い話をこうして俺だけが愉しんでいたら申し訳ない」と「これで更新だ!」と閃きました。思えば、次のテーマも酒を飲みながらふと思いつくことも多く、ホント「酒」には感謝です。医者によっては、「典型的なアルチュウ症状です」と診断されかねませんが、「飲むことに後ろめたさはありませんから」と、ここは、しっかりツッパルしかありません。
そんな訳で、2年間で約200話の「四方山話」を書いてきましたが、思いがけない方々から「愛読しています」と声をかけられることが重なったりして、「書くこと」や「ネット」にちょっと怖さも感じますが、東京在住の純子さんの妹さん方始め、ご親戚の方々から「インターネットで、私や家のことは行かなくてもみんな分かっているから安心・・・って、電話がありました。」と純子さんも喜んで報告してくれるので救われますが、「杉浦醫院四方山話」は、純子さんあっての「話」ですから、勝手を書いたりでさぞご迷惑でしょうが、お見逃し下さい。
また、科学映像館の久米川先生からは「もっと短文で、行変えを多くすると読みやすくなる」と的確なアドバイスをいただいてきましたが、田舎者故に流行りのスタイルへの変換が出来ず、・・・・です。
今朝も山本哲先輩が、190話を読んでの貴重な「話」を電話で教えてくれました。さっそく調べて、次話で報告いたしますが、このコーナーも諸先輩はじめ皆々様の御蔭だな~と、遅い感謝です。