2015年9月20日日曜日

杉浦醫院四方山話―443 『11/1 院内コンサート』

  杉浦醫院の応接室にあるグランドピアノの詳細については、当190話・191話をご覧いただくとして、このピアノを活かしての院内コンサートを今年も開催します。今年は、杉浦家の親戚でもある音楽家お二人によるオータムコンサートです。

 

 沼津市にお住いのテノールの杉浦誠氏は、熱海所記念病院の院長を勤める脳神経外科医ですが、年10回以上のステージをこなすオペラ歌手でもあります。


「ストレスの多い脳神経外科医にとって、オペラを歌うことがストレスを寄せ付けない最高のリラックスタイムにもなるので、今日まで二足のわらじを履いてきました」と笑いますが、メジャーな舞台なども多いプロでもあります。

純子さんも「誠さんは、声がきれいで歌がお上手でしたから、そちらの道に進むのかと思っていましたが、医者になったようですね」と幼少のころから目立った才能を発揮していたようです。



5年前に昭和町で行われた「杉浦家従兄弟会」に参加した折、当館ピアノの存在を知った誠氏が温めてきたコンサートが、ピアニスト・佐藤恵美さんとのスケジュールが合い今回開催できることになりました。



 ピアニスト・佐藤恵美さんも杉浦誠氏の従兄弟ですから、純子さん姉妹もピアノを弾いていたように杉浦一族には音楽家や音楽趣味が共通しているように思います。

 

 佐藤恵美さんは、国立音楽大学大学院を首席で卒業、成績優秀者に贈られるクロイツアー賞を受賞され、1992年には国際ロータリー財団奨学生として渡独し、ドイツ・デトモルト音楽大学・大学院過程を最優秀で終了したと云う経歴の持ち主です。



 今回、ジャンルとしては固めのクラッシックですが、杉浦誠さんは「なるべく多くの皆さんが知っている親しみのある歌曲で構成しようと思います」とおっしゃっていましたから、オペラをマイクを通さず聴けるこの機会をお聴き逃しなくどうぞ。



 院内ですから、定員やコンディションに限りや障害もありますが、昭和8年に杉浦家が山梨で一台だけ注文したと云う、皇太子(現天皇)生誕記念家庭用グランドピアノを使ってのコンサートですから悪しからずご了承ください。



参加申し込みは、電話275-1400(杉浦醫院)までどうぞ。