県立考古学博物館の主催で毎年行われている青少年対象の郷土史や考古学に関する自由研究「わたしたちの研究室」の今年度の選考結果が発表されました。
これは、平成26年9月から11月末まで公募し、本年度は54点の応募作品の中から、小・中学生それぞれの部門で最優秀賞から奨励賞までを審査委員が選定すると云う歴史研究コンクールです。
考古学博物館が青少年向けに開催している事業の一つですが、今年で12回目の今年度の最優秀賞(山梨県教育委員会委員長賞)には、山梨大学附属小学校5年生の上田歩実さんの 「地方病から人々を救った杉浦医師」が選ばれました。
夏休みに来館する親子には、「地方病」や「杉浦父子」を「自由研究」の対象に選び、見学や質問と資料集め、写真撮影など幾つかの共通点があり、必要な資料等はコピーしてあげるなど協力してきましたが、上田さんもその中の一人でした。
今回の受賞者の研究内容は、考古学博物館ロビーで展示公開されていたようですが、山日新聞紙上で上田さんの最優秀賞受賞を知った時点で、展示公開は既に終了していて上田さんがまとめた「地方病から人々を救った杉浦医師」の内容を見れなかったのは残念です。
山日新聞には、受賞者決定のニュースと共にその作品展示公開期間をセットで報道すべく、もっと早く取材して欲しかったと思いますが、今後の為にも上田さんから直接拝借して、今年の夏には館内で展示できたらと考えています。
県立考古学博物館ロビーでの展示公開の様子、左が最優秀賞上田さんの作品 (考古学博物館ホームページからのコピー) |