超が付くアナログ人間の私ですからウィキペディアの詳細や全体も見ていませんが、こと「地方病(日本住血吸虫症)」のウィキペディアは、凄い濃さで医学史関係者もしくは寄生虫学者の執筆かと思う性格さと小林照幸著「死の貝」をも凌ぐ見事な構成です。
この記事を書いているOさんは、当館にも何度か足を運んで取材や写真撮影をしてきましたが、今日もカメラ片手に「国の登録有形文化財になったので、写真を撮らせて下さい」と来館されました。撮影後の事務所での話しで「甲府で生まれ育ちましたが、私の世代は地方病については全く知らない世代なのか、何にも知らなかったので、知らないことを調べていくのが面白くって・・」あの記事になったそうです。
この記事を書いているOさんは、当館にも何度か足を運んで取材や写真撮影をしてきましたが、今日もカメラ片手に「国の登録有形文化財になったので、写真を撮らせて下さい」と来館されました。撮影後の事務所での話しで「甲府で生まれ育ちましたが、私の世代は地方病については全く知らない世代なのか、何にも知らなかったので、知らないことを調べていくのが面白くって・・」あの記事になったそうです。
「あれだけ正確に全てを網羅したウィキペディアもそんなに無いと思いますし、評価も高いですよ」「そう云っていただけるとうれしいですね」と。「ところで、あれだけの記事を書いても全くのボランティアでしょう。生活の方はどうされているんですか」と立ち入ると「私は、旅行会社をしています」と名刺を頂戴しました。Oさん、小野渉氏は、(有)日観トラベルサービスのイッツモア山梨営業所の所長さんで、普段はカウンターで旅行手続きや相談業務にあたっている事を知りました。「他にも県内のことを調べて書いていますが、自分でも地方病の記事が一番かな・・」と控えめですが、巻末に明示してある引用した注釈と出典が、小野氏の地方病についての学習量とウィキペディアに書くことの姿勢を物語っています。