2013年1月16日水曜日
杉浦醫院四方山話―212 『受付けマスコット』
昨年一年、玄関受付簿の隣で来館者を出迎えてくれたのが、下の辰のマスコットでした。これは、橋戸工務所現棟梁の恒美夫人の手作り作品ですが、橋戸夫妻には純子さんのサポートと一緒に杉浦醫院にも資料提供をはじめ大変お力添えをいただいております。
今年も干支の巳のマスコットを創って届けてくださいました。ご覧のように神と崇められ、金運を呼ぶという白蛇ですから、ありがたさも倍増です。
女の子は小さい時からお人形遊びをしているので、みんな人形好きだと長いこと思っていました。
人形が嫌いな女性もいる事を知ったのは、詩人・吉原幸子の「人形嫌い」を読んでからですが、それからは「市松人形やフランス人形は目が怖い」とか「髪の毛もリアルすぎて・・・」と言う女性にも会いましたから、結構人形嫌いの方も多いと云うのが実感です。ぬいぐるみさえ寄せ付けない子もいましたし、動物のぬいぐるみはOKでも、人間に近い感じのものは一切だめという人まで様々ですが、当館の受付けマスコット・干支の動物人形は別格で、如何でしょうか?
いささか古い話ばかりで恐縮ですが、人形と云えば弘田三枝子の「人形の家」というヒット曲が学生時代ありました。勢いのある歌唱力で、ジャズを歌っても抜群と勝手に評価していましたが、いつの間にか歌手と云うよりダイエットのカリスマみたいになって、がっかりしたのを覚えています。まあ、あの声量とパンチ力には、体のガサがないことには無理でしょうから、太目になる必然性もあったのでしょうが、すっかり痩せこけてファッショナブルになっても歌を忘れたカナリアでは、裏のお山に捨てられてしまったのでしょうか?ここ数十年?見かけないし、話題にもなりませんね。